花巻市にある花巻おもちゃ美術館は、有料で遊べる体験型木育施設です。
どんな体験ができるのか、どんな遊具があったのか…実際に3歳と1歳の子どもを連れて行った時の体験談を写真も交えながら紹介していきます♪
花巻おもちゃ美術館ってこんなところ!
花巻おもちゃ美術館は、さまざまな木で作られたおもちゃや遊具で遊べる木育施設です。
2020年7月にマルカンビル2階にオープンしています。比較的新しいですね!
木の魅力をダイレクトに感じられる素敵な空間で、遊びの種類別にさまざまなコーナーに分かれています。
赤ちゃんから大人まで、たっぷり木との触れ合いを楽しむことができますよ♪
私がこの施設知ったのは、岩手県に引っ越してきてまだ1年も経っていない頃。
「冬の寒い時期に室内で遊べる施設はないかな?」と調べてみたのがきっかけでした。
自宅近辺には室内で遊べる施設は支援センターやショッピングモールくらいしかなく、休日にもっと子どもたちを長時間遊ばせたいな~と思っていました。
ネットで調べて花巻おもちゃ美術館を見つけ、「ここはかなり理想的な施設かも!」と、自宅から少し距離はありますが夫もお休みの日に家族4人で行ってみました。
花巻おもちゃ美術館の便利な設備
無料のコインロッカー
受付を済ませ、靴を脱いだらすぐ先に靴箱とコインロッカーがあります。
コインロッカーは無料で何度でも取り出せるのでありがたいですね。
ロッカーには4人分の冬のコートとマザーズバッグを入れることができました(^^♪
授乳室
靴箱とロッカーの横に、授乳室があります。
中はクッション素材のベンチと小さめの机があり、除菌シートも置いてありました。
個室で鍵付きなので、安心して授乳することができます。
花巻おもちゃ美術館の各コーナーのおすすめポイント
花巻おもちゃ美術館には、大きく分けて8つのコーナーがあり、以下のとおり名前がついています。
グッド・トイのもり
ゲームのもり
赤ちゃん木育のもり
マルカンビル大食堂のもり
ひっつきむしのもり
温泉街のもり
秘湯のもり
のりもののもり
魅力的なネーミングですよね(*´艸`*)
ここからは、一部ではありますが各コーナーのおすすめポイントを紹介していきます♪
グッド・トイのもり
グッド・トイのもりには、積み木やパズル、電話、くるくる回して遊ぶおもちゃなど、テーブルの上で遊べるサイズのおもちゃがたくさん置いてあります。
どのおもちゃも木のナチュラルカラーで温かみがあり、角もなくなめらかなので、赤ちゃんも安心して遊べます(*^^*)
赤ちゃん木育のもり
赤ちゃん木育のもりは、2歳未満の赤ちゃんが遊べるコーナーです。
トンネルや木馬、小さなボールプールがあり、0歳の赤ちゃんも十分楽しめます♪
1歳になったばかりの息子もここで遊ばせたかったのですが、その日はかなり混みあっていたため断念しました(^_^;)
とても可愛い空間だったので、次は利用してみたいです!
マルカンビル大食堂のもり
マルカンビル大食堂のもりは、その名のとおりマルカンビル大食堂をモデルにした、おままごとができるコーナーです。
テーブルやイスも食堂と同じように配置されていて、名物の10段巻きソフトクリームの積み木まであるんです!(*´艸`*)
3歳の娘、頑張ってソフトクリームを積み上げていましたが…このあと破壊王の弟のパンチ(悪気なし)でガッシャーンでした(笑)
とても可愛いキッチンもあり、野菜や果物の種類も豊富です!もちろんすべて木でできています。
おままごと大好きな娘は、しばらくここで遊んでいました。
ひっつきむしのもり
ひっつきむしのもりは、木の穴の中に隠れているひっつき虫を磁石の棒でくっつけて取るという、ゲーム感覚で遊べるコーナーです。
木だけでなくベンチにも穴が開いていて、そこにもひっつき虫が隠れています。
取れたらザルの中に入れます。たくさん取れて娘もうれしそうでしたが、このあと穴に戻す作業が大変でした(笑)
秘湯のもり
秘湯のもりには、木の丸いボールの中に入って遊べるボールプールがあります。
硬い木のボールなので飛んだり跳ねたりはできないのですが、木のぬくもりが感じられて癒されます。
姉弟ともに、とっても楽しそうでした!きょうだいで遊べるコーナーがあるの、うれしいですね(^^♪
0歳から小学生まで、幅広い年齢の子たちが利用していました。
のりもののもり
のりもののもりは、階段やすべり台、電車の乗り物で遊べるコーナーです。
すべり台は、スピードが出るタイプとゆっくりなタイプの2種類あり、どちらも大きめで娘は何十回とすべっていました!
公園と違って、たくさんすべっても服が汚れないのが良いですね♪
電車の乗り物の下に木のタイルが敷き詰められていますが、このタイルもパズルのように外して遊ぶことができます。
野菜や果物を収穫できる体験コーナー
この収穫体験コーナーは今まで書いてきた「○○のもり」には属しておらず、施設中央の通路の奥にあります。
写真のとおり全体が畑のようになっていて、にんじんや大根、カボチャ、タケノコ、スイカ、メロンなどなど…
色んな種類の野菜や果物を引っこ抜いて、バスケットに入れて収穫を楽しめます(^^♪
娘も大はしゃぎでバスケットがいっぱいになるまで収穫していました。
畑の隣にはブドウのなる木もあります。本格的ですよね(*´艸`*)
まとめ
今回花巻おもちゃ美術館に行ったのは初めてでしたが、大人も子どももかなり楽しめました!
ここで「事前に知っておくと良いかも」と思った個人的なポイントをいくつかまとめます。
お手洗い・オムツ替室は1階のみ
施設内にはお手洗いやオムツ替室はありません。
また靴を履いて1階に降りて…となると気軽には行けないので、事前にお手洗いを済ませ、オムツも替えておくと安心です。
ちなみに再入場の際は、最初に受付でもらえるチケットを見せる必要があります。
休日・祝日は激込み覚悟を
私たち家族が行った日は3連休の初日の土曜日でしたが、予想通り混んでいました。
先にお昼を済ませて12時半過ぎに入場し、13時過ぎたあたりからかなり混み始めました。
遊びたいおもちゃは順番待ち…という場面も。
また、自分の子どもを見失わないように目立つ色の服を着させるのも良いかもしれません。
事前に駐車場の確認を
花巻おもちゃ美術館があるマルカンビルには、提携駐車場があります。
当日、下調べ不足で駐車場を探してぐるぐるしてしまったので、確認しておくとスムーズです。
駐車場の詳細については別記事にまとめていますので、参考にしていただければと思います。
いかがでしたでしょうか?
花巻おもちゃ美術館、入館料はかかりますがそれ以上の価値あり!
こんなに五感を使って木と触れ合える遊び場はなかなかないと思います。
一日では足りないくらいだったので、次回は空いている日を狙って伸び伸び遊ばせたいな~と思います。
今回ご紹介しきれていないおもちゃや遊具もまだまだあるので、ぜひ実際に行って体験してほしいと思います(^^♪