子育て

赤ちゃんが哺乳瓶でミルクを飲まない…。色々な対処法を試して克服した体験談を紹介!

玲
こんにちは!北海道出身の2児の母、玲です。

「赤ちゃんが哺乳瓶でミルクを飲まない…。」と、悩んでいるママさんも多いのではないでしょうか。

私も二人目の長男が生後8か月の頃、その壁にぶち当たりました。

なぜ飲んでくれないのか検索魔になり、色々な対処法を試したものです。

本記事では、実際に哺乳瓶拒否を克服した体験談を紹介していきます!

哺乳瓶拒否には2パターンある?

赤ちゃんの月例にもよりますが、哺乳瓶拒否には主に2パターンあるかなと思います。

今まで哺乳瓶でミルクを飲んでくれていたのに、突然嫌がるようになった

今まで母乳をあげていて、あるタイミングで哺乳瓶に切り替えたら嫌がるようになった

私の場合は後者でした。

長男は生後8か月までは母乳をあげていたのですが、その2か月先の予定で、私自身の都合でどうしても丸一日母乳をあげられない日があったのです。

その日はミルクをあげなければいけなくなるので、前もって哺乳瓶でミルクをあげる練習をしよう!と思い、飲ませてみると…

(;´Д)<オエェーッ、なんじゃこりゃー!

っというような反応をされてしまいました(汗

哺乳瓶を吸う以前に、口で哺乳瓶の乳首を押し返されてしまうんです。

ちなみに一人目の長女は早い段階で母乳とミルクの混合に切り替えたため、哺乳瓶を嫌がることはありませんでした。

拒否されるという事態が初めてだったため、焦ってネットで色々検索したのを覚えています。

哺乳瓶拒否の対処法とその結果

1.スプーンやコップであげてミルクの味に慣れてもらう

今まで母乳を飲んでいた赤ちゃんなら、いつもと違う味にびっくりしているのかもしれませんよね。

哺乳瓶を拒否するのであれば、スプーンやコップ、ストローマグなどで少しずつミルクをあげて反応を見てみましょう。

それでも飲んでくれなければ、ミルクの味自体が苦手なのかも。別のメーカーのミルクを試すのもありです!

 

実際に試した結果

長男はまだコップ飲みとストロー飲みが上手にできなかったので、スプーンであげてみました。

スプーンだと、離乳食を食べる要領で嫌がらずに飲んでくれました!

なのでミルクの味が嫌いというわけではなさそうでした。

ただ、小さいスプーンで一口ずつあげるのは時間がかかり過ぎるので、やはり哺乳瓶で飲んでほしいところ。

2.ミルクの温度を変えてみる

母乳と違って、ミルクは温度の調節が難しいですよね。

ミルクが熱い!ぬるい!という理由で拒否している場合もあるようです。

人肌の温かいミルクでも飲まないなら、あえて少し冷ましてみるなど、少しずつ温度を調節して様子を見てみましょう。

 

実際に試した結果

母乳に近い人肌で飲まなかったので、それよりも少し冷ましたり、温めたりと毎回少し変えてあげてみましたが、変わらず拒否でした。

そもそも長男は哺乳瓶の乳首を舌で押し返し、ミルクを吸えていないことがほとんどだったので、温度が原因ではないだろうとは思っていました。

3.ミルクを飲ませる人を変えてみる

赤ちゃんは、「ママ=おっぱいが飲める」と認識しているかもしれません。

「なんでおっぱいくれないの?ヽ(`Д´)ノ」と怒っている可能性もあるので、ママ以外の人に代わってもらうのも手です。

「あれ、ママじゃない…仕方ないなぁ」と、あきらめて哺乳瓶で飲んでくれることもあるみたいですよ!

 

実際に試した結果

パパに代わってもらいましたが、残念ながら効果はありませんでした…。

4.ミルクを飲ませるタイミングを変えてみる

お腹を空かせている時なら、哺乳瓶でも飲んでくれる可能性があります。

離乳食が始まっている赤ちゃんなら、本来離乳食を食べたあとにミルクという流れですが、試しに食べる前に飲ませてみましょう。

また、眠いタイミングであげると、おっぱいと勘違いして吸ってくれることもあるみたいです!

 

実際に試した結果

お腹が空いている時と眠い時、両方試してみましたがやはり拒否。

母乳をあげてウトウトと寝落ちしそうなタイミングで、すかざす哺乳瓶にすり替えたこともありますが、怒って泣かれました…。

長男、なかなか手強いです(;´・ω・)

5.哺乳瓶の乳首を変えてみる

メーカーによっては月齢関係なく同じ乳首を使用できるタイプの哺乳瓶もありますが、多くのものは月齢によって乳首の穴の形が違うため、買い替える必要がでてきます。

使用している乳首が赤ちゃんに合っているかどうか、確認してみましょう。

 

実際に試した結果

生後8か月の長男に最初に使用していた哺乳瓶の乳首は「生後3か月頃用」のものでした。

もともと家にあったのがそのサイズだったので使用していたのですが、飲んでくれないため月齢に合った乳首を新たに購入しました。

しかし、結果は変わらずでした(汗

6.哺乳瓶そのものを変えてみる

哺乳瓶はさまざまなメーカーから販売されていて、特徴もさまざまですよね。

日本製から海外製、素材もガラスやプラスチックだったり、最初はどの哺乳瓶を買うべきか悩んだものです。

赤ちゃんがどうしてもミルクを飲んでくれない場合は、思い切って別な哺乳瓶を購入するのもおすすめです。

別のメーカーの乳首の形の方が、赤ちゃんにとって咥えやすい・吸いやすいという可能性もあります。

 

実際に試した結果

この対処法は、私が最後に試したものです。

哺乳瓶を買い替えるのはお金がかかる上に、また拒否されたら精神的にも経済的にもダメージが大きいので、なかなか気が進まずでして^^;

ですが上記に挙げた対処法をすべて試してもダメだったので、もう最終手段だ!と思い、新たな哺乳瓶を購入。

その結果…

最終手段にして、ついに哺乳瓶拒否を克服できたんです!

どのように克服したか、次の項目で詳しく紹介していきます。

実際に哺乳瓶拒否を克服した体験談

私が最初に使用していた哺乳瓶は、ピジョンの母乳実感です。

誰もが知っている大手メーカーで、私の周りでも母乳実感の哺乳瓶を使用しているママさんは多かったです。


一人目の長女もずっと母乳実感を使用していたので、そのまま長男にも使用する気満々でしたが、飲んでくれず。

新たな哺乳瓶を購入するにあたり、ネットで色んなメーカーの哺乳瓶を調べまくりました。

 

調べた結果購入したのは、ピジョンのスリムタイプ哺乳瓶です!

え!?結局またピジョン!?

と思われた方もいらっしゃるかと思います。


このスリムタイプは母乳実感とは違うシリーズで、その名のとおりボトルが細く、持ちやすい形状になっています。

ただ私が着目したのはボトルの形状ではなく、乳首の形状です。

写真で比較すると分かりやすいのですが、母乳実感の乳首よりもスリムタイプの乳首の方が細長くなっています。

長男が哺乳瓶を拒否する様子を見ると、何となく「乳首が太くて咥えづらいのでは?」と思ったんです。

そこで長男が咥えやすそうな乳首の哺乳瓶を調べてみたところ、

ピジョンのスリムタイプ、チュチュベビー、Bettaあたりが個人的にビビッと来ました。

まずは信頼しているメーカーのピジョンのスリムタイプにして、

ダメだったらチュチュベビーBettaの哺乳瓶も買ってみよう…と思っていました。


 


ちなみにピジョンのスリムタイプは本来、

「この哺乳瓶で上手にミルクを飲めるようになったら、ステップアップとして母乳実感の哺乳瓶へ移行してみましょう」

というパターンが多いみたいです。

長男は逆に母乳実感では嫌がったので、スリムタイプにステップダウンする形になりました。

 

実際に試した結果

いざ、飲ませてみると最初はいつも通り拒否。

Σ(゚д゚lll)ガーン

と思いましたが、初日から諦めるのはもったいないので、「1週間はスリムタイプで様子をみてみよう」と、

毎日ミルクを作っては咥えさせていました。

すると、スリムタイプに変えてから5日後に、急にミルクを飲んでくれるようになったんです!

その日を境に、拒否する回数が減り、どんどんスムーズに飲めるようになっていきました。

哺乳瓶拒否から約1か月経ってようやく克服でき、めちゃくちゃ感激しました(´;ω;`)

 

スリムタイプで上手に飲めるようになってから、最初に使用していた母乳実感でも飲ませてみたところ、すんなりと飲んでくれました!

スリムタイプの哺乳瓶は、ミルクを作る際に口が細いため粉をこぼしやすいのと、乳首の空気穴が分かりづらく時々ミルクが漏れてしまうことがありました。

そのため、今はまた母乳実感の哺乳瓶を愛用しています(^^♪

まとめ

というわけで、生後8か月の長男が哺乳瓶拒否を克服できた対処法は、

哺乳瓶を変えてみる

でした。

それに加えて、最初に拒否されても、習慣にして続けてみることも大事だと感じました。

赤ちゃんの成長は目まぐるしく、昨日できなかったことが急にできるようになったりしますよね。

なので、哺乳瓶もある日突然飲めるようになる可能性があります。

あまり焦らず、赤ちゃん自身のタイミングに任せて待つ姿勢も大事かもしれませんね。

 

以上、哺乳瓶拒否を克服した体験談をご紹介しました。

同じように哺乳瓶拒否に悩むママさんの参考になれば幸いです!